アロマテラピーを初めたばかりの頃、
『植物油(キャリアオイル)ってなに?』
『どれを使えばいいの?』って思ったものです。
同じようなこと思った方もいるかと思うので、簡単に植物油(キャリアオイル)どんなものがあるかをご紹介♪
学名とか難しいことは抜きで、どんな特徴があるかだけをまとめてみました!
マッサージ(トリートメント)オイルで使う時など、肌質に合わせて選んで下さいね!
< 目 次 >
植物油(キャリアオイル)とは
初めに、アロマテラピーを楽しむために外せない植物油について、ちょっとお勉強♪
精油は、大変濃縮されたものなので、原液を直接肌につけられません!
そこで、体に使用する時は、精油を安全な濃度に希釈(薄めること)必要があります。
精油を薄める時に使う材料は、様々なものがあり、植物油もそのひとつです。
植物油は、「キャリアオイル」や「ベースオイル」とも呼ばれています。
ちなみに、『キャリア』は『運ぶもの』という意味。
精油の成分を体内に浸透するのを助けるだけでなく、天然の植物から抽出したキャリアオイルそのものにも、特徴があります。
また、精製の違いから色の濃淡や特有のにおいがある場合があります。
敏感肌の方は、肌に合うかパッチテストをしてからの方が安心です。
植物油は、ほとんどが食用にも使われる安全なものですが、マッサージ(トリートメント)用のものを使用して下さいね!
植物油 の保管場所
植物油(キャリアオイル)は、酸化しやすいので保管には注意が必要です。
キャップをしっかり締め、直射日光の当たる場所や湿度の高い場所(バスルームなど)は避けて下さい。
できるだけ早く使い切って下さいね!
精油と同じですね^^
植物油(キャリアオイル)のいろいろ
キャリアオイルは、精油の成分を体内に浸透するのを助けるだけでなく、天然の植物から抽出した植物油(キャリアオイル)そのものにも、効能や特徴があります。
私が使ったことのあるものや本などで見つけたものをご紹介♪
肌質に合わせて選んで下さいね!
< 肌質別オススメ植物油(キャリアオイル) >
★ノーマル肌・・・ほとんどオイルがOK
★ドライ肌・・・スイートアーモンドオイル・ホホバオイル
★オイリー肌・・・グレープシードオイル
あたりを選ぶといいですかね^^
では、もう少し、詳しくご説明していきますね!
スイートアーモンド オイル
科名:バラ科
香り:ほんのり香ばしい香り
ボディマッサージにオススメです♪
美肌作りに有効なオレイン酸(皮膚の保護)が豊富で、高い保湿効果が特徴です。
乾燥によるかゆみや炎症を鎮め、ごわごわした肌を柔らかくしてくれます。
スキンケアに使われる中でよく使わられるオイルです。
乾燥肌の方や敏感肌のお手入れ、ベビーマッサージにもにオススメですよ。
肌なじみがよく全身のトリートメント(マッサージ)に、よく使われます。
乾燥肌の私は、このキャリアオイルが一番合うみたいです♪
ホホバ オイル
科名:ツゲ科科
香り:ほとんどなし
フェイスマッサージにオススメです♪
フェイスケアは、もちろん髪のお手入れにも使われます。
人間の皮脂によく似た成分の構造なので、肌に浸透しやすく、効果も持続します。
オイルに分類されますが、成分的には液体ワックスなので、300度まで加熱が可能です。
手作りコスメの材料にもオススメ。
酸化もしにくく、長期保存できます。
冬場の寒さで固まることあります。
オリーブ オイル
科名:モクセイ科
香り:オリーブ特有のフルーティな香り
皮膚を再生させる作用を持つ、オレイン酸とビタミンEが豊富です。
肌に潤いを与え、シワ予防も。
ややベタつきますが、皮膚を温める作用があり、血行の悪い肌やひび割れのケアにもオススメです!
グレープシード オイル
科名:ブドウ科
香り:ほとんどなし
原料は、ワインを作った後のブドウの種です。
刺激が少ない敏感肌のお手入れにもオススメです。
のびも良く、軽くサッパリとした感触。
ほとんど無臭なので、精油の香りを生かしたブレンドに向いてます。
ココナッツ オイル
科名:ヤシ科
香り:ほのかにココナッツの香り
そのままスプレーとして使えるほど、サラッと軽い感触です。
紫外線などから肌を保護し、ヘアケアにもよく使われます。
常温で固形になりますが、体温で温めると液体のもどります。
マカデミアナッツ オイル
科名:ヤマモガシ科
香り:ほんのりナッツの香り
別名『若返りのオイル』
人間の皮膚と非常によく似た成分パルミトレイン酸を含めため、皮膚を再生して、若々しく保つ効果に優れています。
枝毛や傷んだ髪のケアにも効果的。
まだ、使ったことがないのですが、今、気になるキャリアオイルです(笑
まとめ
他にもいろいろありますが、初心者さんが始めやすそうなものを選んでみました。
もちろん、精油を混ぜずに、植物油(キャリアオイル)だけ使っても大丈夫ですよ。
ベビーマッサージは、精油はまぜないでくださいね!
肌と肌が触れ合うことで皮膚の「1/fの揺らぎ」の振動が脳に伝わり、愛情ホルモンが分泌されるそうです。
ベビーマッサージなんかも、親子の愛情を深めるために効果的といわれているのも、そういったこともあるのでしょうね♪
もちろん、自分で自分に触れることでも効果があるそうですよ。
アロマトリートメント(マッサージ)で、癒してみてはいかがでしょうか?
自分も、大切な人も・・・
ココまでお付き合い頂きありがとうございました^^
明日も笑顔に包まれますように☆彡
●おまけ●
アロマトリートメントで使ったタオルや施術後に履いた下着にキャリアオイルがついて、しばらくすると酸化していや~な臭いになります。
コレが洗濯してもなかなか落ちない!!
コレがイヤなら、水溶性のキャリアオイルを使うといいですよ。
セラピストの友達が、水溶性に変えたらオイルの酸化したイヤな臭いが気にならなくなったっていってました!
ただ、酸化しないということは純粋な植物油以外のものが混ざっているということになります。
植物から得た純粋な物だけが有効で効果があるというアロマテラピーなので、どちらを選ぶか難しいところです。
あくまでも、参考までに~
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