知らないとマズい!アロマ初心者が知っておきたい精油のこと

これからアロマテラピーを始めたい!と思ってる方に、
アロマテラピーとは何ぞや?とか、始める前にコレだけは知っておきたい精油の基本などをまとめてみました!

最近では、香りに対しての関心が高まってますよね♪
そんな中、私もアロマの勉強をしたひとりです!

私の友人に、精油のことを知らずに、お風呂に精油をたっぷり入れた子がいました。(ビン半分くらい)
彼女と旦那さんは、お風呂上りに肌がかゆくなったそうです。

そっかぁ、精油のこと知らないで使う子もいるんだなぁ・・・と思って、

「原液は肌につけない」とか「赤ちゃんには使用しない」などの基本的なルールのほか、保存方法や使用方法などにも注意が必要なアロマテラピー。

精油の基本知識を知って、ハッピーなアロマライフを送って下さいね♪

< 目 次 >

アロマテラピーとは?

「芳香療法」と訳される『アロマテラピー』

植物の有効成分を凝縮した精油を使って心や体のトラブルを癒し、健康や美容に役立てていく自然療法です。

植物から得られる有効成分を利用するという点では、ハーブや漢方にも似てますが、アロマテラピーの基本は「精油」を使います。

精油の香りをかいだり、キャリアオイルで薄めたものを肌に塗ったりして、体内に精油成分を取り込み、人間が本来持っている自己治癒力を高めます。

そして、心や体の不調を改善して、健康や美容に役立てることがアロマテラピーです。

アロマテラピーは、代替・補完医療のひとつで、「心身ともに健康になっていこう」という考えがベースになっています。

最近では、少しずつアロマテラピーを取り入れる病院が増えてきているそうです。

アロマテラピーの歴史は古く、「アロマテラピー」という言葉が生まれたのは、20世紀初頭のこと。

しかし、香りの効能を取り入れることは、今から5000年も前から始まっていたといわれています。

クレオパトラがバラの花を入浴や香水に使ったという有名な話もあります。

長い歴史があるんですね~

精油の基本知識

アロマテラピーはなんとなくわかるけど、
「精油」のこともよくわからないことありますよね~

どんなものか簡単にご説明していきますね!

そもそも精油って、なに?

精油は、植物の花・葉・果皮・樹皮・根・種子・樹脂などから抽出した天然素材。

天然、自然だからといって100%安全ではありません!

人間にとって、有益な植物が多いことは確かですが、中には毒性を示す植物もあるため、気をつける必要があります。

また、精油は植物中にある場合と比べると大変濃縮されているため、十分な知識を持って取り扱うことが重要です。

精油ってどうやって使うの?

・オイルウォーマーやディフューザーを使い、空気中に香りを拡散して楽しむ
・アロマトリートメント(マッサージ)をする
・手作りコスメをつくる

などあります。

精油は100%天然のものですが、だからといって100%安全ではありません。

植物の成分を濃縮した精油の作用は、とてもパワフル。

体調や体質によっては、使用できないものもありますし、肌に使用する際は、必ず希釈して使います。

精油はどんなのがいい?なぜ価格に違いが?

初めてなら、アロマテラピー専門店で購入した方がいいです。

最近、香りに対して関心が高まり、雑貨店などでも多く売られています。

これらは、アロマオイルではなく、合成オイルの場合があるので注意が必要です。

合成のフレグランスオイルやポプリオイルなどは、アロマテラピーの精油としては使えません。

精油を選ぶ時のチェック項目を参考にしてみて下さい。

< 精油選びのチェック項目 >

★100%天然のオイルですか?

★化学合成された香料を使用していませんか?

★人工的に加工されてませんか?

★精油名、学名、原産地は、書いてありますか?

★輸入元や製造元が書いてありますか?

初めてなら、信頼できるアロマテラピー専門店で、知識の豊富なスタッフさんに、自分の好きな香りのタイプ、使いたい目的などを伝えて、アドバイスをもらうのもいいんじゃないでしょうか?

自分の知らないことも教えてくれて、楽しいですよ♪

あと、価格ですが、精油の製造方法や原料から抽出される量によって違ってきます。

例えば、1キロのローズの精油を抽出するには、花びらが3トンも必要になるため高価なものになってしまいます。

また、同じ精油でも、ワインと同じで天候や生産地で微妙な差が出る場合があります。

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精油を扱う上での基本的なルール

精油には、3つの特徴があります。

1.芳香性:強い香りがします!

2.揮発性:空気中に放置しておくと蒸発していきます!

3.親油性・脂溶性:水に溶けにくいけど、油にはよく溶けます!

このように、とってもデリケートな精油です。

楽しく安全にアロマテラピーを始められるよう覚えて下さいね!

直接肌につけてはいけません!

植物の成分を濃縮した精油の作用は、とてもパワフルです。

直接肌につけるには、刺激が強すぎます。

肌に使う場合は、キャリアオイル(植物油)や水で希釈して使います。

ただ、「ラベンダー」の精油だけは、原液のまま肌につける事ができます。

切り傷や火傷した時は、めん棒などに染み込ませて患部に塗るだけです。

私も、軽い火傷をした時は、使ってます^^
個人的には、ヒリヒリ感が早く治まる気がしますよ。

キャリアオイル(植物油)とは・・・

植物から抽出されるものですが、精油とは全く違うものです。
人体に優しく、作用もソフトです。
ベビーマッサージに使用できるものもあります。

▼キャリアオイル(植物油)について▼
植物油の種類なにがある?初めてのアロマテラピー

飲んではいけません!

外国では、医師の指導のもとで内服している場合がありますが、独自の判断では、決して飲んではいけません。

もし誤って飲んでしまった時は、すぐに大量の水で口をすすぎ、精油を吐き出して下さい。
飲んでしまった精油を持って、すぐに病院へ行きましょう。

目に入った時も同様です。

肌につける前にパッチテスト!

ブレンドしたマッサージオイルを使用する前に、腕の内側に塗って、パッチテストを行ってください。

24~48時間程、放置。
肌がかゆくなったり、赤くなったりなどの異常が出た場合は、使用を中止して下さい。

敏感肌の人は、キャリアオイルもやった方が安心ですね。

ちなみに、夫はメンソール系がダメで見事に反応が出ます。
塗った箇所が、キレイに赤くなります。

あとで「かゆくてたまらない~」ってならないためにも、肌が弱い方はパッチテストやった方が安心です。

使う前に、効能と危険性を知ってから!

妊娠中や高血圧の人、てんかんの人の精油の使用は、特に注意が必要です。

また、肌の弱い人は、パッチテストをしてからのが安心です。

柑橘系の精油は、紫外線の刺激でアレルギーを起こす光毒性があるので、使用後は紫外線にあたらないよう注意して下さいね。

家族と共同のお風呂でのアロマバスは、家族の体調にも気をつけてあげて下さい。

特に子供への使用には、最善の注意を!

基本的には、3歳未満の乳幼児には、オススメしません!

肌につけたりしない芳香浴などは楽しめますが、香りは控えめに。

病気治療の代用にしないで!

アロマテラピーは、身体や心の不調を和らげて自然治癒力を高め、健康な体作りに役立ちます。

だからといって、病気を治そうという考えは危険。

不調が続いたり、病気だと感じたら、病院に行ってください。

あくまでも、「病院に行くほどでもないけれど・・・」って時にアロマテラピーを試してみて下さいね。

火気に注意して!

精油は、引火する可能性があります。

台所での使用や、火を使うオイルウォーマーも十分注意して使用しましょう。

冷暗所で保管して!

精油は、光や熱、空気、湿気などの影響を受けやすく、成分が変化してしまいます。

なので、冷暗所で保管して下さいね。

使用後は、

・すぐにキャップをしっかりと閉める
・バスルームなどに置かない
・子供やペットの手の届かないところで保管
・高温多湿になる夏は、冷蔵庫に入れてもOK

ブレンドしたマッサージオイルも同様です。

アロマテラピー専門店に専用の箱やバックがあるので、利用するのもいいかな。

使用期限を守って!

表示されてる保存期間を確認して使ってください。

通常は、柑橘系の精油の場合、1年未満。
その他の精油が、2~3年持ちます。

開封したら、なるべく早く使い切ることをオススメします。
柑橘系の精油が半年以内、その他の精油が1年以内が目安。

最後に!

小さなビンにたった数mlの精油。

植物のパワーがぎっしり詰まってます。

使い方を間違えなければ、心にも体にも効果的に作用してくれます。

私の友人のように、精油のことを知らずに、お風呂に精油をたっぷり入れたりしたいで下さいね(笑

彼女は笑い話になったけど、ひどくなったら大変ですから・・・

そうならない為にも、精油のことをちょっとでも知っていれば、楽しいアロマライフを送れると思います♪

▼精油の作用などまとめてみました▼
精油の作用一覧とオススメの精油【初めてのアロマテラピー】

▼まずは芳香浴から始めてみては?▼
芳香浴って何? 初めてのアロマテラピー

ココまでお付き合い頂きありがとうございました^^
明日も笑顔に包まれますように☆彡

▼アロマの資格を取る!
ビューティー資格ナビ アロマテラピー

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